2019年12月以前は完全S着店だったお店がNS対応になるケースが増えました。もともとNS対応の店でも、わかりやすい表記(New Soapなど)にしている傾向があります。
どう考えてもコロナ禍における風俗業界の不況でしょう。コロナ以前は2週間先まで予約がいっぱいだった高級店の人気嬢も、コロナ禍においては当日予約が取れる状況が続いています。
観光客向けに営業していた地方でNSソープが増えました
観光客が多い地域では完全S着店がNSコースを設定するケースが多いです。NS店が一気に増えたのが沖縄ソープで、コロナ前の2019年は6店舗くらいしかありませんでしたが、2021年7月現在は全体の半数近く(15~16店舗くらい)がNSコースを設定しています。
茨城や佐賀、小倉、広島でもNSが増えました。
2020年2月頃の茨城は水戸と土浦合わせて5店舗ほどしかありませんでしたが、2021年現在は11店舗確認しています。
大衆ソープでNS対応する女性が増えてる
高級店が閉店し、大衆NS店が開業するケースも目立ちます。吉原ではファンタジーが系列店のカラフル部と吉原美女革命をオープンするなど、70分2万円台の店で若い女性がNSで働くようになりました。
2021年は川崎に久しぶりにNS店が2店舗増えました。こちらも70分2万円台の大衆店です。
もともと混在店だったスターグループでは、ラ・タンゴの在籍女性の多くがNS対応になりました。かつてS着だった女性もNSになっています。
2022年3月と4月には完全NS店が2店舗オープンします。
2021年8月にはすすきのエリアにNS店が登場し、2022年には横浜エリアにもNS店が登場しました。
すすきのも横浜も完全S着店しかなかったエリアで、NS店がオープンしたのは筆者の知る2000年以降はじめてです。(2022年3月7日更新)
これからソープランドで働く女性が注意すること
NSとはノースキンの略称です。要はコンドームなしで本番サービスをすることで、男性客から中出しされます。店によってNSの表記方法は違っていて、生ビールや0.00mmなどの表記をしている店もあります。
S着とはスキン着用の略称です。コンドーム着用で接客します。S着店(完全S着店)は、在籍女性全員がコンドーム着用でサービスをしているお店のことです。
これからソープランドで働く女性は、求人ページに完全衛生器具着用店と書いてあるのを信用するのではなく、男性向けの集客サイトを見たほうがよいでしょう。
男性向けサイトを見ないとNS店かどうかわかりません。
求人ページで完全衛生器具着用店を謳っているのに、実際にはNSサービスをしている店があります。そんな店の面接へ行ったら嫌な思いをするでしょう。
もともとS着店だった店がNSコースを設定した場合、求人ページには「完全衛生器具着用店」の表記が残ったままの場合があります。たとえば広島ソープでは、完全S着店だった店がNSコースを設定しましたが、求人サイトには「完全衛生器具着用店です」との表記を残したままです。
NS店を判断する際に、具体的に注意して見ていくポイントは次の通りです。
- New SoapやNatural Soapなど、NとSを大文字にして強調している
- 女の子の写真に0.00mmや生ビールなどのマークがついてる
- ヘブンの口コミを見るとNSのような体験談がある
注意点は上記の通りですが、お店のスタッフに実際に聞いてみなければ100%の確信は得られません。面接に行くと店長やスタッフにゴリ押しされてしまう可能性もあるのが悩ましいところです。
※この記事は2021年7月14日に公開しました。2021年は各店舗の方針がコロコロ変わっています。あなたがこの記事を読んでいる時点の情報とは異なる可能性があります。